情報番組の特集で「神奈川県厚木市で豚ホルモンが熱い理由」というのが取り上げられてました。
厚木と言えば、プクプクの食感でジューシーな脂が美味しい「シロコロホルモン」が有名ですよね。
その情報番組によると、地元の人々には「網レバー」なるものも人気とか。
「網レバー」はスティック状に切った豚レバーを、同じく豚の網脂でくるんだものだそうです。
網脂でくるむことにより、さっぱり系のレバーに脂分が足され、モソモソしがちなレバーがしっとりジューシーに焼きあがるのだとか。
これは是非とも食べてみたい!、札幌で食べることが出来るお店は無いものかと探したところ、ありました。
お伺いしたのは【炭鉱ホルモン欽ちゃん本店】。
炭鉱の町、芦別をルーツとしたお店です。
網レバーは限定10人前のメニューだそうで、予約の電話をした際、3人前の取り置きをお願いしたところ、快く了承してくれました。
これが網レバーです。
親指サイズの新鮮プリプリのレバーが丁寧に網脂で巻かれています。
焼き上がりに脂っこさは全く感じず、しっとりプリプリ、とても美味しかったです。
飲み物は焼酎飲み切りボトルのセットを注文しました。
ウイスキーの瓶を再利用して焼酎が満杯に詰められているのが特徴。
飲み方はソーダ割を選択したので、白いワインボトル風の容器には炭酸水が。
風味付けも数種類から選べます。
今回は梅シロップを選択しました。
自分好みの濃さに調整しながら、仲間と一緒に飲むにはとてもお得感がありました。
炭鉱ホルモン、上ホルモン、ガツの盛り合わせミックスです。
白飯に合うあっさりした味噌ダレで味付けられており、サクサクさっぱり食べられます。
丸ホルモンです。
馴染み深い形状、味のホルモンですが、一切れ一切れがとても大きく、厚みもありました。
表面カリカリ、中はジューシー、とても美味しかったです。
生ラムショルダーと鶏肉四種の盛り合わせです。
特にセセリとも呼ばれるコニクが味わい深くて、白飯にとても良く合いました。
年季の入った七輪を使い、炭火でじっくり焼き上げるホルモン。
あっさりコリコリ系の部位が主体なので、脂っこくなく、いくらでも食べられました。
気になるメニューが沢山ありますね。
次回は焼き餃子と、味付きジンギスカンを頼んでみようと思います。
来客層は30代ぐらいの男性グループが数組、女性グループ、おひとり様、年代性別問わず様々でした。
ただ、ホルモンの美味しさと引き換えに、店内に充満する炭火焼き特有の煙は、時々目が開かなくなるレベルなので要注意です。
服やコートに匂いが付くのが嫌な方は、脱いで密閉出来るビニール袋などを予め持参することをお勧めします。
カルビのようなTHE 焼肉!の部位はありませんが、どれも新鮮で美味しいホルモンは癖になる美味しさです。
特製の醤油味噌系の味付けと、コリコリサクサクした食感が心地よく、噛み切れないほど硬い部位はありません。
煙さえ気にならなければ、とてもお勧めのお店です。
ごちそうさまでした。
炭鉱ホルモン欽ちゃん本店のホームページ
住所
札幌市中央区南2条西1丁目第五広和ビル2F
電話番号
011-210-1138