今回訪問したのは、大泉洋が出演している北海道の人気番組「おにぎりあたためますか」で紹介されたお店です。
知人が「現代的にアレンジされた発酵料理がどれも美味しかった」と言うので、早速予約して行ってきました。
初回訪問だけに、コースかアラカルトか迷いましたが、今回はテレビで紹介されたメニューを食べてみたくてアラカルトにすることに。
お洒落な店内は20~30代と思われる女性グループとカップルで大半の席が埋まっていました。
飲み物は、店員さんお勧めの「旬の果物を発酵させて作ったシロップがベースの酎ハイ」、「生姜、レモン、唐辛子などから作った発酵ジンジャーがベースのハイボール」を頼んでみました。
どれも自家製シロップの優しい甘さが効いていて、とても飲みやすかったです。
料理は一皿の量が程よく、3名でシェアすることで品数を多めに頼むことが出来ました。
お通しで出てきたのは薄焼き煎餅を土台にした爽やかな刻み野菜とチーズのカナッペ。
チーズはたしかゴルゴンゾーラだったと思います。
酸味とチーズの組み合わせが「発酵」をテーマにしたこれから出てくる料理を期待させてくれました。
おつまみの5点盛りです。
金美人参のラぺ、ナスのバルサミコ酢煮浸し、牡蠣の発酵オイル漬けなど、どれもお洒落です。
3名でちょっとずつシェアして食べましたが、お店の味を確認するのと、メイン料理に何を頼むのか考えるのに丁度良かったです。
「おにぎりあたためますか」でも紹介されていたラムのスパイス春巻きです。
ラムひき肉をカレー味で炒めた感じの具がたっぷり入っています。
揚げたてのサクサクパリパリした春巻きの皮との相性も抜群でした。
記憶が定かでないのですが、確か、タコのカルパッチョ風だったと思います。
塩昆布のようなものでマリネしてあったような。
とても美味しかったことは間違いないです。
最初に店を紹介してくれた知人が特に美味しかったと言っていたのが、この羊肉の水餃子麻辣ハーブソースです。
赤いコクのあるタレが特徴的です。
辛いだけでなく五香紛のような独特のスパイスが効いていました。
台湾で食べた牛肉麺のスープの味を思い出しました。
パクチー好きにはたまらない一皿です。
唐辛子麹につけた豚のパクチー和えとのこと。
麹が豚肉を柔らかく風味豊かにしていて気に入りました。
ごめんなさい、これがなんだったあまり覚えていないのですが、美味しかったです。
辛子がついているので、揚げシュウマイ?のような、カマボコ?のようなものだったと思います。
これはデザート代わりに頼んだ洋風茶碗蒸しだったと思います。
生ハムと削りチーズがアクセントになっていました。
水餃子が美味しかったので、シューマイも頼んでみました。
肉だねには発酵させた白菜=白菜の漬物?が入っていて、さっぱりと食べられました。
〆に頼んだのが発酵オイルそばです。
うどんのような麺と肉味噌ベースのオイルを絡めて食べます。
思ったよりもパンチが控えめで、あっさりと食べられました。
最後にデザートとして、ゴルゴンゾーラとみたらしの最中を食べてみました。
ゴルゴンゾーラと蜂蜜の取り合わせはよくありますが、みたらしのタレは初めてで、甘じょっぱさが良かったです。
近くのテーブルを見回してみると、ザンギ(北海道での唐揚げの呼び名)やフライドポテトなどボリュームのあるメニューも人気のようでした。
どれもお手頃な価格帯で、一品一品の量も程よく、テレビで紹介された直後だったからか若年層のお客様が多い印象でしたが、中高年も落ち着くお店です。
むしろ、「発酵」の効果なのか、けっこう満腹になるまで食べたのに、お腹にもたれることもなく、数時間後には胃袋がスッキリした感覚がありました。
また、「発酵」に伴うクセや嫌な臭みを感じることもなく、店員さんの接客も良かったので、また行きたいお店となりました。
ごちそうさまでした。
発酵ヤードのホームページ
https://www.hakko-yard.com/
住所
〒060-0062 札幌市中央区南2条西6丁目 土肥ビル1F
電話番号
営業時間
15:00〜24:00(L.O 23:30)